自治会概要

神呪中央自治会 沿革
摂津国・武庫郡・甲東村・神呪の地に、甲東小学校が新築移転したのは、大正15年(1926)のことでした。当時もそれ以降もこの小学校周辺は農耕地帯でしたが、第2次世界大戦後の戦災復興・成長を目指した大量建設政策(住宅金融公庫法1950年、公営住宅法1951年など)の影響をうけて、昭和30年頃には小学校を囲むように宅地造成が進められ、新しい住宅地が誕生しました。現在の神中央自治会A・B・Dブロックはその具体例です。

ここには先業格の地元自治会からの参加呼びかけがありましたが、戦中よりの隣り組、町内会に違和感を感じることから、入会しなかったと先人はいいます。しかし、防犯灯の設置や維持管理、し尿溜め置き・汲み取り制度のもとでは、近隣との連携を必要としたことから、「神呪連絡会」が生まれました。さらに、山陽新幹線が神呪町からトンネルに入る路線が選択された(1966年)ことから、公害を防ぐ目的での建設反対運動、これへの協力要請が時代の波として押し寄せ、自治会の存在が必須の事態となり、昭和43年(1968年)に自治会として組織化発足しました。


平成7年1月(1995年)の阪神・淡路大無災では、本自治会内にも多大な災害が生じ、より現実的な自治会運営が求められることとなりました。ここで組織強化のために、会則を充実し、名称を公募し、「神呪中央自治会」としての健全な運営をつづけ、今日の姿に至っています。

交通手段の大変容、環境対策(リサイクル・家庭ゴミ問題)、核家族化・少子高齢社会、高度情報化社会など多角的に移り変わり進む社会変革の時代にあって、時代に見合った自治会のあり方、運営の努力が求められています。会員の皆様方の叡智を頂いてこそ、さらなる前進が得られることと考えております。ご協力をお願いいたします。
阪神・淡路大震災のために、自治会に関わる古い資料写真などは散逸消滅してしまいましたが、現在知りうる範囲での役員資料を附して沿革とさせていただきます。

神呪町には、神呪中央自治会・神呪自治会・神呪モデル自治会の3つの自治会があります。

神呪中央自治会は、神呪町1番、2番、3番、5番、6番、7番、11番、12番、13番の西側・南側で約220世帯(2025年6月時点)です。

神呪自治会は神呪町は、8番、9番、10番

神呪モデル自治会は、4番、13番東向き、14番